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これもamazonで取り扱ってないらしいので、記事にて補完。
序章に書かれている「お好み焼きで世界を救えるのか」という冗談のような話に惹かれたので、図書館で借りてきて読んだ。 17人の著者による17編の食コラムが収録されているのだが、実はお好み焼きについて書かれてるものは三編程度しかない。しかし、視座がユニークで含蓄があるものが多く、騙された感はあまりない(結論だけ抽出すると「お好み焼きだけでは世界は救えない)わけだが)。 BSE(狂牛病)で食の安全が揺らいだ2002年刊行の本ではあるが、ここで語られていることは現代の食の在り方にも十分当てはまるし、古来から受け次がれてきた「食」という文化の大切さを、改めて考え直すキッカケになる。 おふくろの味による家庭内の躾から始まり、栄養学から見る健康、哲学的考察、宗教的な意味、人口爆発による飢餓からの脱出、食品加工の新技術…などなど。 生きているうちに何回食事をするのかを考えると、一回一回の食事はバカには出来ないと思う。何をどう食べるのか、誰と何処で食べるのか。この本はナカナカに深い。 著者名: オタフクソース株式会社 出版元: オタフクソース株式会社 刊行年: 2002 販売価格: 1,400円
by yamamusid
| 2009-06-04 13:49
| 小説・書籍:good!
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