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本の虫、テレビの虫…
by yamamusid
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セクシーボイスアンドロボ(第十話)
もえもんの作者であるコーンは、占い師からの助言でニコを来世の親であると知ります。しかし、幸子に助言した占い師は、どのようにしてニコのことを知り得たのでしょう。占い師とニコに接点は全く見当たりません。

そう考えると、最初から地蔵堂が動いていたということが推測されます。50億(実際は48億ですが)を儲ける話は偶然に生まれたわけではなく、大元から地蔵堂が仕組んだものではないでしょうか。

実は地蔵堂というのは原作にはないんですよね。
原作ではニコ自らスパイになりたがっていますが、ドラマでは地蔵堂の主人・マキからスパイになるように仕向けられます。

最初のころはスパイになることを嫌がっていたニコも、話を重ねるごとに自発的にスパイ活動をするようになっていく。スパイ活動を行うというのは、ニコにとっては世界を知るということです。つまり、最初はマキが世界について教えていたわけです。しかし、次第にニコは自らの力で知るようになり、逆にニコからマキが教わるというシーンも現れます。

マキがニコをスパイとして使おうとするのは、お金のためだけではなく、彼女の成長から何かを掴もうとしているのではないでしょうか。

今回、マキは「幸せ」について、迷いがあったのかも知れません。

そんなこんなで、次がラストボイス『ロボ』。
終わるのは、いつも寂しいものですね。
by yamamusid | 2007-06-14 22:21 | テレビ・ドラマ:good!
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